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ホームページ制作納期

ホームページ制作の納期はどれくらい?期間の目安と短縮のコツ

2026.04.05 公開 | 読了時間 約12分

「ホームページを作りたいけど、どれくらいの期間がかかるのか見当がつかない」 「制作会社に見積もりをもらったら、納期が3ヶ月と言われて驚いた」

ホームページ制作の期間は、規模や要件によって大きく異なります。 1ページのランディングページなら1〜2週間、10ページ前後のコーポレートサイトなら1〜3ヶ月、大規模サイトなら半年以上かかることもあります。

「もっと早くできないのか」と思う気持ちはわかります。 しかし、無理に納期を短縮すると、品質の低下や手戻りの発生によって、結果的に完成が遅れるという皮肉な事態に陥りがちです。 HPはお店や会社の「顔」です。急いで安く仕上げた結果、魅力が伝わらないサイトが出来上がってしまえば、その後の集客に響きます。 制作期間を見積もる際は、HP公開後のSEO・MEO・口コミ施策の立ち上げスケジュールもあわせて計画しておくと、公開直後から集客を回し始めることができます。

この記事では、ホームページ制作にかかる期間の目安を規模別・工程別に解説し、納期が延びる原因と対策、効率的に制作を進めるためのコツを紹介します。

ホームページ制作の全体的な進め方はホームページ制作の基礎知識にまとめています。 制作のプロセスや流れについてはホームページ制作の流れ、費用面の情報はホームページ制作の費用相場もあわせてご覧ください。

HP制作にかかる期間の目安

サイト規模別の制作期間マップ

ホームページ制作にかかる期間は、サイトの規模と種類によって大きく異なります。 ここでは、代表的なサイトタイプ別に期間の目安を示します。

サイト規模別の期間目安

サイトの種類ページ数制作期間の目安
ランディングページ(LP)1ページ1〜3週間
小規模コーポレートサイト5〜10ページ1〜2ヶ月
中規模コーポレートサイト10〜30ページ2〜4ヶ月
ECサイト(ASP型)10〜30ページ1〜3ヶ月
ECサイト(オリジナル開発)30ページ以上3〜6ヶ月
大規模サイト・ポータルサイト50ページ以上4〜12ヶ月
採用サイト10〜20ページ2〜4ヶ月
オウンドメディア10〜20ページ+記事2〜3ヶ月(初期構築)

これらはあくまで目安であり、実際の期間は要件の複雑さ、デザインの作り込み度合い、コンテンツの準備状況によって前後します。

制作方法別の期間目安

制作方法によっても、期間は変わります。

テンプレート・ノーコードツール利用の場合。 STUDIO、Wix、WordPressテーマを活用する場合、デザインの大枠は既にできているため、コンテンツの入力と調整がメインになります。 5ページ程度のサイトなら1〜2週間、10ページ程度でも2〜4週間で完成します。

WordPress+オリジナルデザインの場合。 デザインをゼロから作り、WordPressのテーマとして組み込む方法です。 デザイン制作に2〜4週間、コーディング・WordPress構築に2〜4週間、テスト・修正に1〜2週間。 合計で1.5〜3ヶ月が目安です。

フルスクラッチ開発の場合。 デザインもシステムもゼロから開発する場合、要件定義・設計だけで1ヶ月以上かかることがあります。 開発規模によりますが、3ヶ月〜1年が一般的な期間です。

自作の場合の期間目安

制作会社に依頼せず、自分で作る場合の期間目安も押さえておきましょう。

ノーコードツール(STUDIO・Wix等)で5ページのサイトを作る場合、Web制作の経験がない人でも、1〜2週間あれば公開まで辿り着けます。 ただし、これは「毎日2〜3時間を制作に充てられる」前提です。 本業の合間に少しずつ進める場合は、1〜2ヶ月かかることもあります。

WordPressで10ページのサイトを自作する場合は、WordPressの基本操作を覚える学習期間も含めて1〜3ヶ月が目安です。

工程別の所要期間

HP制作6工程の流れと所要期間を示した図解

ホームページ制作は、複数の工程を順番に進めていきます。 各工程の内容と所要期間を解説します。

工程1:ヒアリング・要件定義(1〜2週間)

制作会社との最初の打ち合わせで、サイトの目的・ターゲット・必要なページ・機能を明確にする工程です。

この工程で決めることは以下の通りです。

  • サイトの目的(集客、ブランディング、採用、EC等)
  • ターゲットユーザーの定義
  • 必要なページ数とサイトマップ
  • 搭載する機能(お問い合わせフォーム、ブログ、予約システム等)
  • デザインの方向性(参考サイトの共有)
  • コンテンツ(原稿・写真)の準備担当
  • 公開希望日

この工程を疎かにすると、後の工程で「こんなはずではなかった」という手戻りが発生します。 手戻りは納期遅延の最大の原因です。

最初のヒアリングに時間をかけることは、制作期間全体を短縮するための投資です。

工程2:サイト設計・ワイヤーフレーム作成(1〜3週間)

各ページのレイアウトと情報の配置を決める工程です。 ワイヤーフレーム(線画のレイアウト図)を作成し、「どのページに何を配置するか」を視覚的に確認します。

ワイヤーフレームはデザインの前段階であるため、色や写真は入りません。 あくまで「情報の構造」を決めるための設計図です。

この工程で発注者側が確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 各ページの目的が明確か
  • 情報の優先順位が正しいか
  • ユーザーの導線(トップ→サービス→お問い合わせ等)が自然か
  • 必要な情報が漏れていないか

ワイヤーフレームの段階で修正するのは簡単ですが、デザインが完成してからの構造変更は大きな手戻りになります。 この工程での確認は丁寧に行いましょう。

工程3:デザイン制作(2〜4週間)

ワイヤーフレームをもとに、実際のビジュアルデザインを制作する工程です。 配色、フォント、写真の選定、アイコンの作成など、HPの見た目を決めます。

一般的な流れは以下の通りです。

  1. トップページのデザイン案を2〜3パターン提出
  2. 発注者がフィードバック
  3. 修正を反映してデザインを確定
  4. 下層ページのデザインを制作
  5. 全ページのデザインを確定

デザインの確定に時間がかかるケースは非常に多いです。 「なんとなく違う」「もう少し〇〇な感じ」という曖昧なフィードバックが繰り返されると、何度もやり直しが発生し、この工程だけで1ヶ月以上かかることもあります。

フィードバックは具体的に伝えることが、納期短縮の大きなポイントです。 「もっと明るい雰囲気に」ではなく、「この参考サイトのように、背景を白ベースにして、アクセントカラーをオレンジに変更したい」のように具体的に指示しましょう。

工程4:コーディング・システム構築(2〜4週間)

確定したデザインをHTML・CSS・JavaScriptでコーディングし、ブラウザで表示できる状態にする工程です。 WordPressなどのCMSを使う場合は、テーマの構築やプラグインの設定もこの工程で行います。

この工程は制作会社側の作業が中心で、発注者側の対応は少ないです。 ただし、コンテンツ(原稿・写真)がまだ揃っていない場合は、この工程と並行して準備を進める必要があります。

CMSの管理画面の操作方法についても、この工程で制作会社から説明を受けます。 公開後に自分で更新できるよう、操作マニュアルの作成を依頼しておきましょう。

工程5:コンテンツ入力・テスト(1〜2週間)

原稿や写真をサイトに入力し、動作テストを行う工程です。

テストで確認すべき項目は以下の通りです。

  • 全ページの表示確認(PC・スマホ・タブレット)
  • リンクの動作確認(リンク切れがないか)
  • フォームの送信テスト(確認メール・自動返信の動作)
  • ブラウザ互換性(Chrome・Safari・Edge・Firefox)
  • 表示速度のチェック
  • 誤字脱字の確認
  • 画像の表示品質

テストで見つかった問題点を修正し、最終確認を経て公開準備に入ります。

工程6:公開・引き渡し(1〜3日)

ドメインとサーバーの設定を行い、サイトを本番環境に公開する工程です。

公開時に行う作業は以下の通りです。

  • DNS設定の切り替え
  • SSL証明書の設定
  • リダイレクト設定(旧サイトがある場合)
  • Google Search Consoleへの登録
  • Google Analyticsの設定
  • XMLサイトマップの送信

公開後、アクセス解析ツールが正常に動作しているか、検索エンジンにサイトが認識されているかを確認します。

納期が延びる原因と対策

納期が延びる5大原因と対策を示した図解

「予定通りに公開できなかった」という事態は、決して珍しくありません。 納期が延びる主な原因と、その対策を解説します。

原因1:コンテンツの準備が遅れる

納期遅延の最大の原因は、発注者側のコンテンツ準備の遅れです。

原稿の作成、写真の撮影、素材の提供。 これらが予定通りに揃わないと、制作会社はデザインやコーディングを進められません。

特に原稿の作成は、多くの発注者が「すぐ書ける」と思って後回しにしがちですが、実際には想像以上に時間がかかります。 「会社概要の原稿」一つとっても、どこまで詳しく書くか、どの情報を優先するかで悩み、結局2〜3週間かかるということは珍しくありません。

対策として、制作がスタートする前に原稿と写真の準備を始めましょう。 ヒアリング・要件定義の段階で、必要なコンテンツのリストを制作会社からもらい、計画的に準備を進めます。

原稿作成に自信がない場合は、制作会社にライティングも依頼することを検討してください。 追加費用はかかりますが、プロが書く原稿はSEOの観点でも品質が高く、納期遅延のリスクも減らせます。

原因2:フィードバックに時間がかかる

制作会社からデザイン案やワイヤーフレームが提出されたとき、確認に何日もかかるケースがあります。

社内の関係者全員の承認を取るのに1週間、修正を依頼して再提出されたものの確認にまた1週間。 このやりとりが繰り返されると、デザイン工程だけで2ヶ月以上かかることもあります。

対策として、社内の決裁者を1〜2名に限定しましょう。 関係者全員に確認を回すと意見がバラバラになり、収拾がつかなくなります。 「最終決裁権を持つ人は誰か」を明確にし、その人の判断で進めるルールを最初に決めておくことが重要です。

フィードバックの期限も設定しましょう。 「3営業日以内に回答」といったルールを制作会社と合意し、期限を超える場合はスケジュールが後ろにずれることを了承しておきます。

原因3:要件の追加・変更が発生する

制作が進んでから「やっぱりブログ機能も追加したい」「ページ数を5ページから10ページに増やしたい」という要件変更が入ると、納期は確実に延びます。

要件変更は費用の増加も伴うため、当初の予算・スケジュールの両方に影響します。

対策として、要件定義の段階で「本当に必要なもの」と「あったら便利なもの」を明確に分けておきましょう。 「あったら便利なもの」は、初回リリースには含めず、公開後の第2フェーズとして計画するのが賢明です。

「まずは必要最小限で公開し、運用しながら改善する」という考え方が、納期もコストも最適化できる方法です。

原因4:制作会社のリソース不足

繁忙期(年度末の1〜3月、年末年始前の10〜11月)は、制作会社のリソースが不足しがちです。 同時に複数の案件を抱えているため、1つの案件に集中できず、進行が遅くなることがあります。

対策として、繁忙期を避けて発注するか、繁忙期の場合はスケジュールに余裕を持たせましょう。 「〇月〇日までに絶対に公開したい」という期限がある場合は、その旨を最初に伝え、制作会社がリソースを確保できるかどうか確認してから契約してください。

原因5:コミュニケーション不足

制作会社との意思疎通がうまくいかないと、認識のずれが生じ、修正の手戻りが多発します。

「想像していたデザインと違った」「機能の仕様が思っていたものと違う」 これらはすべて、コミュニケーション不足が原因です。

対策として、定期的な進捗確認のミーティングを設定しましょう。 週1回30分程度のオンラインミーティングで、進捗状況の確認と疑問点の解消を行います。

また、やりとりはメール(テキスト)だけでなく、画面共有しながらのビデオ通話を活用すると、認識のずれを大幅に減らせます。

FAQ

最短でどのくらいの期間でHPを作れますか?

テンプレートやノーコードツールを使い、コンテンツが事前に準備できていれば、1ページのLPなら最短3〜5日、5ページ程度のサイトなら最短1〜2週間で公開可能です。 ただし、この期間は「制作に専念できる場合」の目安です。 制作の流れについてはホームページ制作の流れで詳しく解説しています。

制作期間が長いほど品質は高くなりますか?

必ずしもそうではありません。 期間が長くなる主な原因は「手戻りの多さ」や「確認の遅れ」であり、品質とは直接関係しない場合が多いです。 最初の要件定義をしっかり行い、効率的にコミュニケーションを取ることで、短い期間でも高品質なHPは実現できます。

公開日を動かせない場合、どうすればいいですか?

公開日が決まっている場合(店舗のオープン日、新サービスのリリース日等)は、以下のアプローチが有効です。 1)必要最低限のページで初回公開し、残りのページは公開後に追加する。 2)原稿や写真を事前にすべて準備しておく。 3)制作会社に期限を最初に伝え、スケジュールの逆算で計画する。 費用を抑える方法はホームページ制作の費用相場を参考にしてください。

リニューアルの場合、新規制作より期間はかかりますか?

リニューアルの方が、新規制作よりも期間が長くなるケースが多いです。 既存コンテンツの整理・移行、旧URLからのリダイレクト設定、SEO評価の引き継ぎなど、新規にはない工程が追加されるためです。 10ページ規模のリニューアルで2〜4ヶ月、30ページ以上の場合は3〜6ヶ月が目安です。

制作中に公開予定日が遅れそうな場合、どう対処すべきですか?

まず、制作会社と現状のスケジュールを確認し、遅延の原因を特定してください。 原因が発注者側(原稿の遅れ、フィードバックの遅延等)にある場合は、リソースを集中して対応します。 原因が制作会社側にある場合は、優先度の見直しや追加リソースの投入を依頼します。 どうしても間に合わない場合は、「まず必要最小限のページで公開し、残りは後日追加」という方法を検討しましょう。

まとめ

ホームページ制作の期間は、サイトの規模・制作方法・コンテンツの準備状況によって大きく異なります。

期間の目安を改めて整理します。

  • LP(1ページ):1〜3週間
  • 小規模サイト(5〜10ページ):1〜2ヶ月
  • 中規模サイト(10〜30ページ):2〜4ヶ月
  • 大規模サイト(50ページ以上):4〜12ヶ月

納期を守るために最も重要なのは、以下の3つです。

  1. 要件定義を丁寧に行い、手戻りを防ぐ
  2. コンテンツ(原稿・写真)を事前に準備する
  3. フィードバックを迅速かつ具体的に行う

「まず必要最小限で公開し、運用しながら改善する」という姿勢が、結果として最も効率的な制作方法です。

ホームページ制作の全体像はホームページ制作の基礎知識で解説しています。 制作の具体的な流れはホームページ制作の流れ、費用についてはホームページ制作の費用相場もあわせてご覧ください。

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