「コーポレートサイトにはどんなページが必要なのか」 「何を載せればいいのかわからない」
これは、初めてホームページを作る経営者がもっとも多く抱える疑問です。
答えはシンプル。 コーポレートサイトに必要な基本ページは8つです。 この8つさえ押さえれば、訪問者が知りたい情報は網羅できます。
ただし「あればいいページ」と「なければ困るページ」は明確に違います。 予算とリソースに限りがある中小企業ほど、優先順位をつけてページ構成を設計することが重要です。 HPはお店や会社の「顔」です。テンプレートを当てはめただけの構成では、自社の強みが埋もれてしまいます。 特に中小企業が目指すべきは、ランチェスター戦略の考え方で「地域×業種」に特化した構成を作り、限られたエリアで圧倒的な存在感を持つことです。
この記事では、コーポレートサイトに必須の8ページを解説し、各ページに何を掲載すべきか、どう設計すべきかを具体的に紹介します。 さらに、業種ごとに追加すべきページも提案しました。
ホームページ制作の全体像はホームページ制作の基礎知識にまとめています。
コーポレートサイトに必須の8ページ
コーポレートサイトの基本構成は、以下の8ページです。 この8ページがあれば、訪問者・取引先・求職者・金融機関など、あらゆるステークホルダーの情報ニーズに対応できます。
| ページ | 主な役割 | 対象者 |
|---|---|---|
| トップページ | 第一印象と導線の起点 | 全訪問者 |
| 会社概要 | 信頼性の担保 | 取引先、金融機関 |
| 事業内容・サービス紹介 | 何をしている会社かの説明 | 見込み客、取引先 |
| 実績・事例紹介 | 具体的な成果の証明 | 見込み客 |
| お知らせ・ニュース | 活動状況の発信 | 全訪問者 |
| 採用情報 | 人材獲得 | 求職者 |
| お問い合わせ | コンバージョンの受け皿 | 見込み客、取引先 |
| プライバシーポリシー | 法的要件の充足 | 全訪問者 |
この8ページは「最低限」の構成です。 実際には、サービスの数だけサービスページが必要になりますし、事例も増えるほどページ数は増えます。 しかし、まずはこの8ページの骨格をしっかり作ることが先決です。
順番に、各ページの設計ポイントを詳しく見ていきましょう。
各ページの掲載内容と設計ポイント
1. トップページ --- 第一印象を決める最重要ページ
トップページは、サイト訪問者が最初に目にするページです。 ここで「この会社に興味がある」と思わせられなければ、他のページは読まれません。
Googleアナリティクスのデータによると、トップページの平均直帰率は40〜60%です。 つまり、訪問者の約半数がトップページだけを見て離脱しているということです。
この数字を下げるためには、ファーストビュー(スクロールせずに見える範囲)の設計が決定的に重要です。
ファーストビューに載せるべき情報
ファーストビュー(スクロールせずに見える範囲)には、以下の3要素を必ず含めてください。
会社が何をしているかが一瞬でわかるキャッチコピー。 主力サービスや強みを示すビジュアル(写真またはイラスト)。 問い合わせや電話へのCTAボタン。
「ようこそ、弊社のホームページへ」のような意味のないテキストをファーストビューに置くのは、もっとも避けるべき設計です。 訪問者は3秒以内に「このサイトは自分に関係があるか」を判断します。
キャッチコピーの良い例と悪い例を挙げます。
| 悪い例 | 良い例 |
|---|---|
| ようこそ弊社サイトへ | 渋谷区で創業20年。中小企業のWeb集客を支援します |
| 私たちは挑戦し続けます | 月間問い合わせ数を平均3倍に増やすWeb制作 |
| お客様に寄り添うサービス | 歯科医院専門のホームページ制作。集患実績300院以上 |
トップページ全体の構成
ファーストビューの下には、以下の要素を順に配置するのが一般的です。
事業内容の概要(詳細ページへのリンク付き)。 自社の強みや選ばれる理由(3〜5項目)。 実績や数字で示す信頼性(「創業○年」「取引先○社」など)。 お客様の声や事例(1〜3件)。 お知らせ・ニュースの最新情報。 お問い合わせへのCTA。
トップページは「目次」のような役割を持っています。 すべてをトップページで説明しようとせず、各セクションから詳細ページに誘導する設計を心がけましょう。
特に重要なのが「数字で示す信頼性」です。 「創業25年」「年間制作実績200件」「顧客満足度98%」のような具体的な数字は、訪問者に安心感を与えます。 数字がない場合でも、「資格保有者○名在籍」「○○エリア対応」のように、具体性のある情報を示しましょう。
2. 会社概要 --- 信頼を担保するページ
会社概要は、取引先や金融機関が「この会社は信用できるか」を判断するためのページです。 華やかさは不要。正確で網羅的な情報の掲載が求められます。
BtoB企業の場合、会社概要はトップページに次いでアクセスが多いページです。 新規取引を検討している企業の担当者は、まずこのページで「会社の規模」「事業の実態」「経営の安定性」を確認します。
必須の掲載項目
| 項目 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 会社名 | 正式名称(株式会社/合同会社を含む) |
| 代表者名 | 代表取締役の氏名 |
| 設立年月日 | 法人登記日 |
| 所在地 | 本社の住所(Googleマップ埋め込み推奨) |
| 電話番号 | 代表番号 |
| 資本金 | 法人の場合は記載 |
| 従業員数 | 概数でも可 |
| 事業内容 | 主要な事業を箇条書き |
| 取引銀行 | メインバンク |
| 主要取引先 | 公開可能な範囲で |
個人事業主の場合は、屋号、代表者名、所在地、事業内容、設立年が最低限必要です。
信頼性を高める追加要素
代表者の挨拶や写真。 会社の沿革(年表形式)。 経営理念・ビジョン。 許認可・資格・認定。 オフィスの外観・内観写真。
とくに代表者の顔写真と挨拶文は、信頼性を大きく向上させます。 BtoBの取引先は「どんな人が経営しているか」を重視する傾向があります。
代表挨拶の書き方にも注意が必要です。 創業の想い、事業に対する姿勢、お客様への約束など、人柄が伝わる内容が効果的です。 テンプレートの定型文をそのまま使うと、かえって信頼感が薄れます。
沿革は年表形式で簡潔にまとめましょう。 設立、事業拡大、オフィス移転、主要な受賞歴など、会社の成長がわかる出来事を時系列で並べます。
3. 事業内容・サービス紹介 --- 最も読まれるページ
事業内容ページは、見込み客が「この会社は自分の課題を解決してくれるか」を判断するページ。 コーポレートサイトの中で、もっともコンバージョンに影響するページです。
設計のポイント
サービスごとにページを分ける。 1つのサービスを1ページにまとめ、混在させない。 たとえば「Web制作」「SEO対策」「広告運用」の3つのサービスがあれば、3ページに分けるのが理想です。
ページを分ける理由は2つあります。 1つは、各サービスに対応するキーワードでSEO対策ができること。 もう1つは、訪問者が興味のあるサービスだけを集中して読めること。
各サービスページには以下を含めてください。
サービスの概要(どんな課題を解決するか)。 対象となるお客様像。 サービスの特徴・強み(3〜5つ)。 料金体系(非公開の場合は「お問い合わせください」)。 導入までの流れ。 関連する実績・事例。 問い合わせへのCTA。
料金を掲載するかどうかは業種によりますが、可能な範囲で価格の目安を出すことを推奨します。 「料金は相談」とだけ書かれていると、訪問者は「高そうだからやめよう」と判断しがちです。
たとえば、正確な金額が出しにくい場合でも、以下のような表現は可能です。
- 「○○プラン:月額3万円〜」
- 「小規模サイト制作:30万円〜(5ページまで)」
- 「初回相談無料。正式な見積もりは個別にお出しします」
料金の目安があるだけで、問い合わせのハードルは大幅に下がります。 費用相場について詳しくはホームページ制作の費用相場をご覧ください。
4. 実績・事例紹介 — 成果を証明するページ
「うちのサービスは品質が高い」と言うのは簡単です。 しかし訪問者が信じるのは、実際の成果を示す事例です。
事例ページはコーポレートサイトの中で、コンバージョンに直結するもっとも重要なコンテンツの一つです。 BtoBの購買行動調査では、「導入事例を参考にした」と回答した担当者が78%に上るというデータもあります。
掲載すべき内容
クライアントの業種・規模(社名を出せる場合は出す)。 依頼前の課題。 提供したサービスの内容。 成果(数字で示すのがベスト)。 クライアントの声。
「Before/After」の形式が、もっとも説得力があります。 「問い合わせ月0件→月15件に増加」「検索順位圏外→1ページ目に表示」のように、具体的な数字で示しましょう。
事例の件数は、最低3件は欲しい。 できれば業種やサービスの種類ごとに5件以上あると、訪問者は「自分と似た事例」を見つけやすくなります。
事例ページの構成テンプレートを以下に示します。
| セクション | 内容 |
|---|---|
| クライアント情報 | 業種、規模、所在地 |
| 課題 | 依頼前に抱えていた問題 |
| 提案内容 | どんなサービスを提供したか |
| 施策の詳細 | 具体的に何をしたか |
| 成果 | 数値で示す結果 |
| お客様の声 | クライアントからのコメント |
| プロジェクト期間 | 開始から成果が出るまでの期間 |
事例は定期的に追加しましょう。 新しい事例が追加されるたびに、サイト全体の信頼性が向上します。
5. お知らせ・ニュース — 活動の証明
お知らせページの役割は2つあります。
1つは、訪問者に「この会社は今も活動している」と伝えること。 最新のお知らせが2年前のままだと、「この会社はまだ営業しているのか?」という不安を与えます。
もう1つは、SEO効果。 定期的に新しいコンテンツが追加されるページは、検索エンジンからの評価が高くなります。
お知らせの種類
サービスの新規追加・変更。 メディア掲載情報。 イベント・セミナーの告知。 営業日・営業時間の変更。 実績の追加。 年末年始・GW・お盆の営業案内。 社員の資格取得情報。
最低でも月に1回は更新することを目標にしましょう。 無理に大きなニュースを作る必要はありません。 「スタッフが○○の資格を取得しました」「○○セミナーに登壇しました」レベルでも十分です。
お知らせの更新が止まっているサイトは、「この会社に依頼して大丈夫かな」と不安を与えます。 更新が難しい場合は、季節ごとの営業案内(「夏季休業のお知らせ」等)だけでも投稿する習慣をつけましょう。
お知らせの更新を含むHP運用についてはホームページの保守・運用コストで詳しく解説しています。
6. 採用情報 — 人材獲得の入り口
求職者は、応募する前に必ず企業のホームページを確認します。 採用情報ページがないと、求人媒体に掲載していても応募率が下がります。
リクルートの調査によると、求職者の約90%が応募前に企業のホームページを閲覧しています。 採用ページが充実していない企業は、それだけで応募候補から外される可能性があるのです。
最低限の掲載内容
募集職種と業務内容。 応募資格・歓迎スキル。 給与・待遇・福利厚生。 勤務地・勤務時間。 応募方法。
採用ページの効果を高める要素
社員インタビューや1日の流れ。 社内の雰囲気がわかる写真。 研修制度やキャリアパスの説明。 代表メッセージ(求職者向け)。 数字で見る会社データ(平均年齢、有給消化率など)。
現在募集していなくても、「現在募集中のポジションはありません。募集開始時にお知らせします」と記載し、ページ自体は残しておくことをおすすめします。
採用に本格的に力を入れたい場合は、コーポレートサイトとは別に採用専用サイトを構築することも検討しましょう。 詳しくは採用サイトの作り方と成功事例をご覧ください。
7. お問い合わせ --- コンバージョンの受け皿
ホームページの最終目的が「問い合わせの獲得」であれば、このページの設計がもっとも重要です。
フォームの設計ポイント
入力項目は最小限にする。 名前、メールアドレス、電話番号、相談内容の4項目が基本。 項目が1つ増えるごとに、完了率が5〜10%下がると言われています。
HubSpotの調査では、フォームの項目を7個から4個に減らしただけで、コンバージョン率が約50%向上したという結果が出ています。 「会社名」「部署名」「役職」など、初回の問い合わせで必要ない項目は思い切って削除しましょう。
入力例(プレースホルダー)を表示する。 「例:山田太郎」「例:03-1234-5678」のように、何を入力すべきかを示します。
送信後の自動返信メールを設定する。 「お問い合わせを受け付けました。○営業日以内にご連絡いたします」という自動返信があるだけで、問い合わせた人の安心感が違います。
問い合わせの心理的ハードルを下げる工夫
「無料相談」「まずはお気軽にご相談ください」というコピーを添える。 電話番号も併記する(フォーム入力が苦手な人向け)。 「しつこい営業はいたしません」と明記する。 所要時間の目安を示す(「入力は30秒で完了します」など)。 プライバシーポリシーへのリンクを設置する。
フォームの下には、問い合わせ後の流れ(「2営業日以内にメールでご連絡→日程調整→オンライン面談」など)を明記しておくと、訪問者の不安を解消できます。
ホームページからの集客を強化したい方はホームページで集客する方法もご覧ください。 お問い合わせを増やす具体的な方法はお問い合わせを増やすホームページの作り方で詳しく解説しています。
8. プライバシーポリシー — 法的に必須のページ
問い合わせフォームで個人情報を収集する場合、プライバシーポリシーの掲載は法律上の義務です。 Googleアナリティクスを設置している場合も、Cookie利用に関する記載が必要です。
最低限必要な記載事項
個人情報の利用目的。 第三者への提供に関する方針。 個人情報の管理方法。 Cookieの使用について。 個人情報に関する問い合わせ窓口。
テンプレートをそのまま使うのではなく、自社の実態に合わせてカスタマイズしましょう。 とくに利用目的は、実際に行っている業務に即した記載が必要です。
2022年施行の改正個人情報保護法により、Cookieの取り扱いに関する記載の重要性が増しています。 Google Analyticsを利用している場合は、その旨をプライバシーポリシーに明記し、Cookieの無効化方法も案内しましょう。
ページ構成の設計手順
ここまで8つの基本ページを解説しましたが、実際にサイト構成を設計する際の手順を紹介します。
ステップ1:サイトの目的を定義する
まず、コーポレートサイトの目的を1つに絞ります。 「すべてを達成したい」では設計がぶれます。
| 主な目的 | 最優先のページ |
|---|---|
| 新規顧客からの問い合わせ獲得 | サービス紹介、実績・事例、お問い合わせ |
| 取引先からの信頼獲得 | 会社概要、実績・事例、お知らせ |
| 人材獲得 | 採用情報、社員インタビュー、福利厚生 |
| ブランディング | トップページ、理念・ビジョン、実績 |
目的が明確になれば、予算をどのページに集中させるかも自然と決まります。
ステップ2:ターゲットを明確にする
「誰に見てもらうためのサイトか」を具体的に設定します。 ターゲットによって、掲載すべき情報の優先順位が変わります。
たとえば、BtoB企業で主なターゲットが「30〜40代の企業の意思決定者」であれば、会社概要と実績を充実させ、専門用語を使っても問題ありません。
BtoC企業で「20〜30代の一般消費者」がターゲットなら、わかりやすい言葉で、ビジュアル重視のデザインが求められます。
ステップ3:サイトマップを作成する
基本の8ページにプラスして、自社に必要なページをリストアップし、サイトマップ(ページの階層図)を作成します。
一般的な中小企業(サービス3つ、事例5件)のサイトマップ例を示します。
- トップページ
- 会社概要
- 代表挨拶
- 沿革
- アクセス
- 事業内容
- サービスA
- サービスB
- サービスC
- 実績・事例
- 事例1〜5
- お知らせ
- 採用情報
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
合計で約20ページ。 この規模なら、制作期間は2〜3ヶ月、費用は50万〜150万円が目安です。 制作期間の詳細はホームページ制作の期間目安で解説しています。
業種別の追加推奨ページ
基本の8ページに加えて、業種によっては追加すべきページがあります。
BtoB企業(製造業、IT、コンサルなど)
技術情報・コラム
専門知識を発信するコラムやブログは、SEO対策として非常に有効です。 見込み客が検索しそうなキーワードに対応した記事を継続的に公開することで、オーガニック流入を増やせます。
ある製造業の企業では、月2回の技術ブログの更新を1年間続けた結果、月間の自然検索流入が10倍に増加し、問い合わせ数も月3件から月15件に増えたという事例があります。
資料ダウンロード
ホワイトペーパーやサービス資料のPDFをダウンロードできるページ。 ダウンロード時にメールアドレスを取得することで、リード獲得につなげられます。
パートナー・アライアンス情報
提携先の企業や認定資格を掲載することで、信頼性が向上します。
BtoC企業(小売、飲食、サービス業など)
メニュー・料金表
価格を明示することで、来店前の不安を解消します。 飲食店であればフードメニューとドリンクメニュー、美容室であればカットやカラーの料金表が必須です。
飲食店のホームページについては飲食店のホームページに必要な要素と集客のコツで詳しく解説しています。
アクセス・地図
Googleマップの埋め込みに加え、最寄り駅からの行き方を写真付きで紹介すると親切です。 駐車場の有無や台数も、地方では重要な情報です。
お客様の声・口コミ
実際のお客様からの感想を掲載します。 写真付き、手書きのアンケート用紙のスキャンなどがあると信頼性が高まります。
予約ページ
Web予約システムとの連携ページ。 電話予約だけでなく、24時間受付のWeb予約があると、夜間や休日の取りこぼしを防げます。
医療・法律・士業
専門家紹介
院長や代表弁護士のプロフィール、専門分野、経歴を詳しく掲載します。 顔写真は必須。患者や相談者は「どんな人に診てもらうか」を重視します。
医療機関のホームページについては医療機関のホームページ制作もご覧ください。
Q&A・よくある質問
専門分野に関するQ&Aは、SEO対策として非常に効果が高い。 「こういう症状は何科に行けばいい?」「離婚の慰謝料の相場は?」といった検索クエリに対応できます。
初めての方へ
初回の相談や受診の流れを丁寧に説明するページ。 「初めてだから不安」という心理的ハードルを下げる効果があります。
不動産・建設
物件情報・施工事例
不動産であれば物件の一覧ページ、建設業であれば施工事例のギャラリーページ。 写真を豊富に使い、ビフォーアフターを見せることで説得力が増します。
スタッフブログ
現場の雰囲気や施工の裏側を伝えるブログ。 「この会社に任せたい」と思わせるためには、人の温度感が伝わるコンテンツが有効です。
美容・サロン
スタッフ紹介
担当者のプロフィール、得意な施術、お客様へのメッセージ。 美容業界では「誰にやってもらうか」が来店の決め手になります。
ビフォーアフターギャラリー
施術前後の写真を比較で見せるページ。 技術力を視覚的に証明する最も効果的なコンテンツです。
美容サロンのHP制作については美容サロンのホームページ制作で詳しく解説しています。
SEO対策の基本を知りたい方はホームページのSEO対策入門もあわせてご覧ください。
やりがちな構成ミス5選
コーポレートサイトの構成で、よくある失敗パターンを5つ紹介します。
ミス1:トップページに情報を詰め込みすぎる
トップページに会社の情報をすべて載せようとする企業がありますが、これは逆効果です。 情報が多すぎると、訪問者はどこを見ればいいかわからなくなり、結局何も読まずに離脱します。
トップページはあくまで「目次」。 各セクションは見出しと概要だけにとどめ、詳細は個別ページに誘導しましょう。
ミス2:サービスページが1つにまとまっている
3つの事業を1ページにまとめてしまうと、情報が混在して読みにくくなります。 SEOの観点でも、1ページ1キーワードが基本です。
サービスごとにページを分け、それぞれのページで検索キーワードに対応させましょう。
ミス3:実績・事例ページがない
「実績はあるけど、事例を載せる暇がない」という企業は多いです。 しかし、事例ページは問い合わせ率にもっとも大きく影響するコンテンツです。
まずは1件からでもいいので、事例を掲載しましょう。 事例が増えるたびに、サイト全体の説得力が向上します。
ミス4:お問い合わせへの導線が弱い
各ページからお問い合わせページへの導線がないと、訪問者は「問い合わせしたい」と思ってもどこから送ればいいかわかりません。
すべてのページの下部にCTA(お問い合わせへのボタン)を配置してください。 スマホの場合は、画面下部に固定表示されるフローティングCTAが効果的です。
ミス5:更新できない構造にしてしまう
お知らせやブログを更新したいのに、制作会社に依頼しないと更新できない構造になっているケースがあります。 WordPress等のCMSを導入し、自分で更新できる仕組みを最初から組み込むことが重要です。
よくある失敗パターンについて詳しくはホームページ制作で失敗する7つのパターンと回避策をご覧ください。
FAQ
コーポレートサイトは何ページくらいが適切?
基本の8ページに加え、サービスの数だけサービスページを追加するのが目安です。 サービスが3つあれば、8 + 3 = 11ページ。 事例が5件あれば、さらに5ページ追加で16ページ。 中小企業であれば、10〜20ページの範囲に収まることがほとんどです。
ブログ機能は必要?
SEO対策で検索流入を増やしたいなら、ブログ機能は強く推奨します。 ただし、更新する体制がないなら、機能だけあっても意味がありません。 最低でも月2回、業界に関連する記事を投稿できる体制が必要です。
料金ページは作るべき?
BtoBでカスタム見積もりが中心の場合、具体的な金額を出しにくいかもしれません。 しかし「料金は要相談」とだけ書くと、訪問者は「高そうだから別のところを探そう」となりがちです。 「〇〇万円〜」のような最低価格の目安、またはプラン別の料金表を掲載するだけで、問い合わせ率は上がります。
既存のサイトにページを追加する場合の費用は?
1ページあたり2万〜8万円が相場です。 既存のデザインに合わせたテンプレートページなら2万〜4万円。 新規でデザインを起こすページなら5万〜8万円。 コンテンツのライティングを依頼する場合は、別途1万〜3万円が加算されます。
英語ページは必要?
海外の取引先がある、または今後海外展開を検討しているなら必要です。 全ページの英語化は費用がかかるため、まずは会社概要と事業内容の2ページだけ英語化するのが現実的なスタートです。
コーポレートサイトのリニューアル時期の目安は?
一般的に3〜5年が目安です。 デザインのトレンドは数年で変わりますし、スマホ対応やセキュリティの観点からも定期的な見直しが必要です。 「お問い合わせが減ってきた」「スマホで見づらい」と感じたら、リニューアルを検討するタイミングです。 リニューアルの進め方はホームページリニューアルの進め方をご覧ください。
サイトの表示速度は構成に影響しますか?
大きく影響します。 ページ数が多すぎたり、1ページに大量の画像やコンテンツを詰め込んだりすると、表示速度が遅くなります。 表示速度はGoogleのランキング要因の一つでもあるため、ページの分割と画像の最適化は構成設計の段階から意識しましょう。 表示速度についてはホームページの表示速度改善で詳しく解説しています。
まとめ
コーポレートサイトに必須のページは8つです。
トップページ、会社概要、事業内容、実績・事例、お知らせ、採用情報、お問い合わせ、プライバシーポリシー。
この8ページをしっかり作り込むだけで、取引先からの信頼獲得、見込み客からの問い合わせ、求職者からの応募という3つの成果を得られます。
各ページで重要なのは「誰に向けたページか」を明確にすること。 会社概要は取引先向け、サービスページは見込み客向け、採用ページは求職者向け。 対象者が違えば、掲載すべき情報も書き方も変わります。
ページ構成を設計する際は、サイトの目的を1つに絞り、ターゲットを明確にし、サイトマップを作成するという3ステップで進めましょう。 業種によっては、基本の8ページに加えてQ&A、料金表、アクセス、お客様の声などのページが必要になります。 自社の業種と目的に合わせて、優先度の高いページから追加していきましょう。
やりがちな構成ミスにも注意してください。 特に「トップページへの情報詰め込み」「サービスページの混在」「事例ページの不在」は、多くの企業が犯しがちなミスです。
ホームページ制作の全体的な進め方はホームページ制作の基礎知識にまとめています。 集客を強化したい方はホームページで集客する方法を、SEOの基本を知りたい方はホームページのSEO対策入門もあわせてお読みください。 制作会社の選び方は失敗しないホームページ制作会社の選び方、費用についてはホームページ制作の費用相場をご覧ください。
