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MEO対策ローカルSEO

ローカルSEOとは?

2026.04.05 公開 | 読了時間 約10分

「ローカルSEOって何のこと?」 「MEOとは違うの?」

こうした疑問を持つ方は多いです。

結論から言えば、ローカルSEOは「地域に根ざしたビジネスの検索最適化全般」を指し、MEOはその中の一部です。 WEBRIESでは、ローカルSEOの一環として自社で業種特化型の検索ポータルを複数運営しています。ポータルへの掲載はサイテーション(外部からの言及)として機能し、MEO順位の向上に貢献します。加えて、口コミ施策では「ベトナムパレス」の口コミを0件から1,000件へ、「きいちこ」を283件から3,000件へ伸ばした実績があり、ランチェスター戦略に基づいて口コミ数で地域No.1を獲ることを重視しています。 つまり、MEOはローカルSEOに含まれる概念であり、ローカルSEOのほうが広い範囲をカバーしています。

この記事では、ローカルSEOの定義からMEOとの違い、店舗ビジネスが今すぐ実践すべき具体的な施策までを網羅的に解説します。

MEO対策の全体像はこちらで解説しています

ローカルSEOとは

ローカルSEOの全体像

ローカルSEOとは、特定の地域に関連する検索クエリに対して、自社のビジネス情報を上位表示させるための最適化施策の総称です。

英語では「Local SEO」と表記され、地域密着型のビジネスが見込み客にオンラインで見つけてもらうための一連の取り組みを指します。

ローカルSEOが重要な理由

Googleの公式データによれば、スマートフォンでの検索のうち約30%は位置情報に関連するクエリです。 さらに、「近くの〇〇」という検索は過去数年で大幅に増加しています。

これは、ユーザーが「今いる場所の近くで、すぐに利用できる店舗やサービス」を探す行動が一般化していることを意味します。

こうした検索に対して自店舗が表示されなければ、見込み客を競合に奪われることになります。 ローカルSEOは、店舗ビジネスにとって集客の生命線ともいえる施策です。

ローカルSEOの対象範囲

ローカルSEOの対象範囲

ローカルSEOがカバーする範囲は、多くの人が思っている以上に広いです。

具体的には以下のような要素がすべてローカルSEOに含まれます。

  • Googleビジネスプロフィール(GBP)の最適化
  • Googleマップでの上位表示対策(MEO)
  • 自社サイトの地域系キーワードでのSEO対策
  • NAP情報(店舗名・住所・電話番号)の統一管理
  • サイテーション(外部サイトでの店舗情報掲載)の獲得
  • 口コミの獲得と管理
  • 地域に特化したコンテンツの制作
  • 構造化データ(ローカルビジネス用スキーマ)のマークアップ

これらすべてが「ローカルSEO」の傘の下にあります。

ローカル検索で表示される2つの枠

ローカルSEOに取り組むと、検索結果ページ上の2つの枠で上位表示を狙えます。

1つ目は「ローカルパック」と呼ばれるマップ表示の枠です。 検索結果の上部にGoogleマップとともに3つの店舗情報が表示される部分で、クリック率が非常に高いエリアです。

2つ目は「ローカルオーガニック」と呼ばれる通常の検索結果です。 地域名を含むキーワードで自社サイトのページが表示される部分にあたります。

ローカルSEOとは、この2つの枠の両方で上位表示を目指す取り組みです。

MEOとの違い

ローカルSEOとMEOの関係

ローカルSEOとMEOは、よく混同されます。 しかし、両者の関係は「全体」と「一部」です。

MEOはローカルSEOの一部

MEOはローカルSEOの一部

MEO(Map Engine Optimization)は、Googleマップ上での検索順位を最適化する施策です。 ローカルSEOという大きな枠組みの中の、「マップ検索」に特化した部分がMEOにあたります。

日本ではMEOという言葉が広く使われていますが、海外では「Local SEO」という用語のほうが一般的です。 MEOは日本で独自に発展した呼称であり、海外のマーケティング記事ではほとんど見かけません。

具体的な違い

項目ローカルSEOMEO
範囲地域検索最適化全般Googleマップ最適化のみ
対象の枠ローカルパック+ローカルオーガニックローカルパックのみ
主な施策GBP運用、サイトSEO、サイテーション等GBP運用中心
用語の普及グローバルで使用主に日本国内

つまり、MEOをしっかりやることはローカルSEOの一部を実行していることになりますが、ローカルSEO全体を網羅しているわけではありません。

なぜ日本では「MEO」が浸透したのか

日本でMEOという言葉が広まった背景には、マーケティング業者の営業戦略があります。 「SEO対策」と差別化した新しいサービスとして「MEO対策」を打ち出し、店舗向けに提案しやすくしたのです。

言葉自体は日本独自ですが、その内容(Googleマップでの上位表示)は海外でも行われている正当な施策です。 「MEOは怪しい」という意見もありますが、手法自体が怪しいのではなく、一部の悪質業者が問題を起こしているだけです。

MEOとSEOの違いをさらに深掘りしたい方はMEOとSEOの違いを徹底比較した記事もあわせてご覧ください。

ローカルSEOの具体的施策

7つの施策マップ

ここからは、店舗ビジネスが今すぐ取り組むべきローカルSEOの具体的な施策を解説します。

施策1:Googleビジネスプロフィールの最適化

ローカルSEOの土台となるのが、Googleビジネスプロフィール(GBP)の設定と運用です。

まずは以下の基本情報を正確に、漏れなく入力しましょう。

  • ビジネス名(正式名称を使用。キーワードの詰め込みは禁止)
  • 住所(番地まで正確に)
  • 電話番号(市外局番から)
  • 営業時間(祝日・臨時休業も含めて最新に保つ)
  • カテゴリ(メインカテゴリ+サブカテゴリ)
  • ビジネスの説明文(サービス内容と特徴を750文字以内で)

基本情報の入力が済んだら、定期的な運用を行います。 写真の追加(月4枚以上が目安)、投稿機能を使った最新情報の発信、口コミへの丁寧な返信を継続しましょう。

施策2:NAP情報の統一

NAP情報とは、Name(店舗名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字を取ったものです。

GBP、自社サイト、各種ポータルサイト、SNSなど、Web上のあらゆる場所に掲載されている自店舗のNAP情報を完全に統一させましょう。

「株式会社」と「(株)」、「1丁目2番3号」と「1-2-3」のような表記のブレも、Googleにとっては別のビジネスと認識されるリスクがあります。 一つひとつの掲載先を確認し、表記を揃えることが重要です。

施策3:サイテーションの獲得

サイテーションとは、Web上で自店舗のビジネス情報(店舗名・住所・電話番号など)が言及されることです。

食べログ、ホットペッパー、エキテンなどのポータルサイトに正確な情報を掲載することがサイテーション獲得の基本です。

また、地域の商工会議所サイトや地元メディアに掲載されることも有力なサイテーションとなります。

サイテーションの数と質が高まるほど、Googleはそのビジネスの「知名度が高い」と判断し、ローカル検索での順位にプラスの影響を与えます。

施策4:口コミの獲得と管理

口コミの数と評価の高さは、ローカルSEOにおける重要なランキング要因です。

来店された顧客に口コミ投稿を依頼する仕組みを作りましょう。 会計時にQRコードを提示する、サンクスメールに口コミリンクを記載するなどの方法が効果的です。

また、投稿された口コミには必ず返信してください。 高評価の口コミには感謝を伝え、低評価の口コミには誠意ある対応を示しましょう。 放置すると、ユーザーにも検索エンジンにも悪い印象を与えます。

施策5:自社サイトのローカルSEO対策

自社サイト側でもローカルSEOに対応した施策が必要です。

まず、タイトルタグやメタディスクリプションに地域名を含めましょう。 「渋谷区の歯医者|〇〇デンタルクリニック」のように、エリア名を自然に入れます。

次に、店舗ごとのランディングページを作成します。 複数店舗がある場合は、各店舗ごとに独自のコンテンツを持つ個別ページを作りましょう。 住所、アクセス方法、周辺情報、その店舗ならではの特徴を記載します。

さらに、ローカルビジネス用の構造化データ(JSON-LD形式)をサイトに実装しましょう。 店舗名、住所、電話番号、営業時間、口コミ情報などを構造化データとしてマークアップすることで、Googleがビジネス情報を正確に理解できるようになります。

施策6:地域特化コンテンツの制作

自社サイトのブログやコラムで、地域に特化したコンテンツを制作しましょう。

「〇〇駅周辺で評判の〇〇5選」「〇〇区の〇〇事情」のような記事は、地域系キーワードでのSEO効果があるだけでなく、ローカルビジネスとしてのGoogleの評価にもプラスに働きます。

地域イベントの情報や地元ニュースに関連した記事も効果的です。 Googleはそのサイトが「特定の地域に深く関わっている」と認識しやすくなります。

施策7:モバイル対応の徹底

ローカル検索の大半はスマートフォンから行われています。 「近くの〇〇」と検索するユーザーは、ほぼ間違いなくスマートフォンを使っています。

自社サイトがモバイルフレンドリーであることは必須条件です。 表示速度、タップしやすいボタンサイズ、電話番号のタップ発信対応などを確認しましょう。

Googleのモバイルフレンドリーテストツールを使えば、サイトのモバイル対応状況を簡単にチェックできます。

SEO対策の基本を学びたい方はSEO対策の基本と実践方法も参考にしてください。

FAQ

Q. ローカルSEOは個人店でもできますか?

はい、個人店でも十分に取り組めます。 Googleビジネスプロフィールの登録・運用は無料ですし、NAP情報の統一や口コミ対応も費用はかかりません。 むしろ、大手企業よりも地域密着の個人店のほうが、ローカルSEOで上位を取りやすい面もあります。

Q. ローカルSEOの効果が出るまでどのくらいかかりますか?

施策の内容にもよりますが、GBPの最適化とNAP統一だけであれば、1か月から3か月で変化が見られることが多いです。 自社サイトのSEO対策まで含めると、3か月から6か月程度は見ておきましょう。 継続的な運用が効果を持続させる鍵になります。

Q. 複数店舗がある場合のローカルSEOはどうすればいいですか?

店舗ごとにGoogleビジネスプロフィールを作成し、それぞれの店舗情報を最適化してください。 自社サイトにも店舗ごとの個別ページを作成し、それぞれ固有のコンテンツ(アクセス方法、周辺情報、スタッフ紹介など)を充実させましょう。 各店舗のGBPからそれぞれの個別ページにリンクすることで、関連性を強化できます。

Q. ローカルSEOとMEO、どちらのサービスを選べばいいですか?

提供されるサービス内容を確認してください。 GBPの運用だけであれば「MEO対策」、サイトの地域系SEOやサイテーション管理まで含むなら「ローカルSEO対策」と呼ばれることが多いです。 店舗集客を総合的に強化したいなら、ローカルSEO全般をカバーするサービスを選ぶのがおすすめです。

Q. ローカルSEOに必要なツールはありますか?

最低限必要なのは以下の3つです。 Googleビジネスプロフィール(無料)、Google Search Console(無料)、Google Analytics(無料)。 有料ツールとしては、サイテーションの管理やローカル順位のトラッキングができるツール(BrightLocal、Whitesparkなど)がありますが、まずは無料ツールで十分です。

まとめ

ローカルSEOとは、地域に根ざしたビジネスの検索最適化全般を指す概念です。 MEOはその中の「Googleマップ最適化」に特化した部分にあたります。

店舗ビジネスがローカルSEOで成果を出すには、GBPの最適化だけでなく、NAP情報の統一、サイテーション獲得、口コミ管理、自社サイトの地域SEO対策、ローカルコンテンツの制作、モバイル対応まで、幅広い施策に取り組む必要があります。

すべてを一度にやる必要はありません。 まずはGBPの最適化とNAP情報の統一から始め、段階的に施策を拡大していきましょう。

ローカルSEOの中核であるMEO対策の詳細は、MEO対策完全ガイドで解説しています。

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