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LINE広告で友だちを増やす

2026.04.05 公開 | 読了時間 約10分

LINE広告は、日本国内で最もリーチが広い広告媒体の1つです。 LINEの月間アクティブユーザー数は9,600万人を超え、日本人の約8割が利用しています。

WEBRIESでは、LINE広告を「友だち追加して終わり」にしません。口コミPLUSと連携させて来店後の口コミ収集を自動化し、GBP自動投稿でGoogleマップの情報鮮度を維持する。LINE広告で獲得した友だちが口コミを書き、その口コミが次の新規客を呼ぶ。広告費を「使い捨て」にしない仕組みを、ツールごとセットで提供しています。

店舗ビジネスにとってLINE広告の最大のメリットは、「友だち追加」を直接的なコンバージョンとして獲得できることです。 友だちになったユーザーには、メッセージ配信やクーポン配布で継続的にアプローチでき、リピート来店につなげられます。

他のWeb広告が「1回限りの来店」を獲得するのに対し、LINE広告は「長期的な顧客関係」を構築できる点が根本的に異なります。 メールマガジンの開封率が10-20%なのに対し、LINEメッセージの開封率は60-80%。 この圧倒的な開封率が、LINE広告を店舗集客の「資産型」の投資にしています。

この記事では、LINE広告を使って効率的に友だちを増やす方法を、配信設計からクリエイティブ制作、予算設計まで網羅的に解説します。

Web広告全般の基礎知識はWeb広告の完全ガイドで体系的にまとめています。 各SNS広告の比較はSNS広告の比較ガイドも参考にしてください。

9,600万ユーザーに届く唯一の広告媒体

1. LINE広告の特徴と店舗ビジネスとの相性

LINE広告が店舗ビジネスに向いている理由を、他のSNS広告と比較しながら解説します。

LINE広告の基本的な仕組み

LINE広告は、LINEアプリ内のさまざまな場所に広告を表示できるプラットフォームです。 主な配信面は以下のとおりです。

配信面表示場所特徴
トークリストLINEのトーク一覧上部最もユーザーの目に触れやすい
LINE NEWSニュースタブニュース閲覧中のユーザーに表示
LINE VOOMタイムラインSNS利用中のユーザーに表示
LINEマンガマンガアプリ内若年層へのリーチに有効
LINE広告ネットワーク外部アプリLINEアプリ外への配信

店舗ビジネスの場合、トークリストとLINE NEWSが最も効果的な配信面です。 特にトークリストは、ほぼすべてのLINEユーザーが毎日目にする場所であり、広告の視認性が非常に高いのが特徴です。

トークリスト広告は、友だちとのトーク一覧の上部に表示されます。 ユーザーはLINEを開くたびにトーク一覧を見るため、1日に何度も広告に接触する可能性があります。 この「日常的な接触頻度の高さ」がLINE広告の最大のアドバンテージです。

他のSNS広告との違い

LINE広告が他のSNS広告と異なる最大のポイントは、ユーザー層の幅広さです。

Instagram広告は20~40代、Facebook広告は30~50代のユーザーが多い傾向にあります。 一方、LINEは10代から70代まで幅広い年齢層が利用しており、どの業種の店舗でもターゲットとなるユーザーにリーチできます。

具体的な数字で比較してみましょう。

媒体月間アクティブユーザー主要ユーザー層店舗集客での強み
LINE9,600万人10-70代(全世代)リーチの広さ、リピート促進
Instagram6,600万人20-40代女性が多いビジュアル訴求
Facebook2,600万人30-50代ビジネス層精度の高いターゲティング
X(旧Twitter)6,700万人20-40代拡散性

また、LINE広告には「友だち追加広告」という独自のフォーマットがあります。 これは広告をクリックするだけでLINE公式アカウントの友だちになれる仕組みで、フォーム入力や会員登録なしで見込み客を獲得できます。

店舗ビジネスとの相性が良い理由

LINE広告が店舗ビジネスに最適な理由は3つあります。

1つ目は、友だち追加後のコミュニケーションが容易なことです。 友だちになったユーザーには、メッセージやクーポンを直接送れます。 メールマガジンの開封率が10~20%なのに対し、LINE公式アカウントのメッセージ開封率は60~80%と圧倒的に高いです。

2つ目は、リピート来店の促進に強いことです。 「今週限定のクーポン」「新メニューのお知らせ」など、タイミングを見計らった配信でリピート来店を促せます。 たとえば美容院なら、前回来店から2か月後に「そろそろカットの時期ではないですか?」とメッセージを送ることで、自然な形でリピートを促進できます。

3つ目は、予約動線の短さです。 LINEのトーク画面から直接予約できる仕組みを作れば、ユーザーは普段使っているアプリの中で予約を完結できます。 これにより、予約のハードルが大幅に下がります。

実際に、LINE公式アカウント経由の予約率は、Webサイト経由の2-3倍高いというデータもあります。 ユーザーにとって「LINEでメッセージを送る」は日常的な行動であり、心理的なハードルが極めて低いのです。

友だち追加広告の設定と導線設計

2. 友だち追加広告の設定方法

LINE広告の「友だち追加広告」は、店舗ビジネスで最も活用すべき広告フォーマットです。 設定の流れと注意点を解説します。

前提条件

友だち追加広告を出すには、以下の2つが必要です。

  • LINE公式アカウント(無料プランでもOK)
  • LINE広告アカウント(審査あり)

LINE公式アカウントを持っていない場合は、先に開設してください。 開設は無料で、5分程度で完了します。

LINE広告アカウントの開設には審査があり、通常1~3営業日かかります。 業種によっては追加の書類が必要な場合もあるため、余裕を持って申請しましょう。

注意すべき点として、以下の業種はLINE広告の出稿が制限されています。

  • 出会い系サービス
  • アダルト関連
  • ギャンブル関連
  • マルチ商法関連
  • 一部の医療・美容サービス(誇大広告に該当する場合)

自社の業種が出稿可能かどうか、事前にLINE広告の審査ガイドラインを確認してください。

キャンペーンの設定

LINE広告のキャンペーン設定では、以下の項目を指定します。

キャンペーンの目的は「友だち追加」を選択してください。 これにより、友だち追加に最適化された配信アルゴリズムが適用されます。

予算は日予算で設定します。 最初は日予算1,000~3,000円から始めるのがおすすめです。 月額にすると3~9万円程度の投資になります。

入札戦略は「自動入札(友だち追加の最大化)」を選択するのがおすすめです。 手動入札は経験者向けで、最初の配信では自動入札の方が安定した結果を得やすいです。

ターゲティングの設定

LINE広告で利用できるターゲティングは以下のとおりです。

ターゲティング内容店舗での活用法
地域都道府県、市区町村単位店舗の商圏に合わせて設定
年齢15歳~65歳以上(5歳刻み)ターゲット層に合わせて絞り込み
性別男性、女性特定の性別がターゲットの場合のみ
興味関心18カテゴリから選択業種に関連するカテゴリを追加
行動転居、転職、結婚など引越し直後のユーザーなど
属性配偶者、子供の有無、年収帯などファミリー向けサービスなど

店舗ビジネスの場合、最低限「地域」と「年齢」は設定しましょう。 興味関心や行動ターゲティングは、データが貯まってから追加するのが効率的です。

地域ターゲティングは都道府県・市区町村単位で設定でき、Facebook広告のような半径指定はできません。 ただし、市区町村レベルで絞り込めば、十分に商圏をカバーできます。

初期設定のコツとして、ターゲティングは広めに設定してスタートすることをおすすめします。 最初から絞りすぎると、LINE広告のアルゴリズムが最適化に必要なデータを集められず、CPF(友だち追加単価)が高騰します。 まずは地域と年齢だけで配信し、2-3週間のデータを見てから興味関心を追加するのが効率的です。

友だち追加後の導線設計

友だちを追加してもらった後の導線設計が、実は最も重要です。 友だち追加しただけでは来店にはつながりません。

友だち追加直後に自動送信される「あいさつメッセージ」で、以下の情報を伝えましょう。

  • お店の紹介(簡潔に)
  • 友だち追加のお礼クーポン
  • 予約方法の案内
  • 営業時間・アクセス

特に「友だち追加のお礼クーポン」は、初回来店の動機づけとして非常に効果的です。 「友だち追加で初回10%OFF」のようなオファーを用意しておくと、友だち追加から来店への転換率が大幅に向上します。

あいさつメッセージの具体例を紹介します。

「友だち追加ありがとうございます!渋谷駅徒歩3分の○○です。友だち追加記念として、初回ご来店時に使える10%OFFクーポンをプレゼント。有効期限は1か月です。ご予約はこのトーク画面から『予約』とメッセージを送ってください。」

このように、クーポンの内容、有効期限、予約方法を1つのメッセージに含めることで、友だち追加→来店の動線がスムーズになります。

「なぜ追加すべきか」を明示する広告設計

3. 友だちが増えるクリエイティブの作り方

LINE広告のクリエイティブは、友だち追加のコストに直結する重要な要素です。

画像サイズと推奨フォーマット

LINE広告で使用できる画像サイズは主に以下の3つです。

サイズ比率用途
1080×1080px1:1汎用性が高い
1200×628px1.91:1トークリスト、LINE NEWS向け
1080×1920px9:16LINE VOOM向け

最初は1080×1080pxの正方形画像から始めるのがおすすめです。 トークリストでもLINE NEWSでも表示されるため、1つのクリエイティブで幅広くカバーできます。

友だち追加広告のクリエイティブ構成

友だち追加広告のクリエイティブで成果を出すには、以下の3要素を含めましょう。

  1. オファーの提示(友だち追加するメリット)
  2. 店舗の魅力が伝わるビジュアル
  3. シンプルで読みやすいテキスト

特に重要なのが「オファーの提示」です。 「なぜ友だち追加する必要があるのか」をユーザーに明確に伝えなければ、友だち追加ボタンを押してもらえません。

効果的なオファーの例は以下のとおりです。

  • 「友だち追加で500円OFFクーポンプレゼント」
  • 「LINE限定メニューをお届け」
  • 「友だち追加で初回カウンセリング無料」
  • 「毎月届くお得情報をLINEで配信中」

オファーの金額は業種によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

業種推奨オファー理由
飲食店500円OFF or デザート無料来店のハードルが低いため少額で十分
美容院初回20%OFF or カット+カラー1,000円OFF初回の敷居を下げるために大きめの割引
整体・整骨院初回カウンセリング無料 or 初回半額「まず試してもらう」が重要
フィットネス体験1回無料 or 入会金無料体験後の本入会率が高いため

テキスト(広告文)のポイント

LINE広告のテキストは、タイトル(20文字以内)とディスクリプション(75文字以内)で構成されます。 文字数が限られているため、要点を絞って伝えることが重要です。

タイトルの書き方で効果的なパターンは以下のとおりです。

  • 「{地域名}の{業種}をお探しの方へ」
  • 「友だち追加で{オファー}」
  • 「{ターゲット}限定のお得情報」
  • 「{数字}人が通う{地域名}の{業種}」

具体例を挙げましょう。

良い例:「渋谷の美容室をお探しの方へ」「友だち追加で500円OFF」「3,000人が通う恵比寿の整体院」 悪い例:「美容室です」「お得な情報を配信します」「素敵なサービスをご用意」

良い例は「誰に向けたメッセージか」「何がもらえるか」が一目で分かります。 悪い例は具体性がなく、ユーザーの興味を引けません。

クリエイティブの改善サイクル

1つのクリエイティブの寿命は、およそ2~4週間です。 同じ広告を見続けたユーザーは飽きてしまい、クリック率が徐々に低下します。

以下のサイクルでクリエイティブを更新しましょう。

  1. 最初に3~4パターンのクリエイティブを用意する
  2. 2週間配信して、成果の良いパターンを特定する
  3. 成果の悪いパターンを新しいクリエイティブに差し替える
  4. これを月1回のペースで繰り返す

クリエイティブのABテストで比較する要素の優先順位は、1.オファーの内容 → 2.画像の種類(人物あり/なし) → 3.テキストの表現 → 4.配色やデザインの順です。 最もCPFに影響するのはオファーの内容なので、まずはオファーの違いでテストすることをおすすめします。

LTVから逆算するCPF目標の立て方

4. 予算設計と費用対効果の考え方

LINE広告の予算設計は、友だち1人あたりの獲得コスト(CPF:Cost Per Friend)を基準に考えます。

友だち追加1件あたりの費用目安

LINE広告における友だち追加1件あたりの費用(CPF)は、業種やターゲティングによって異なります。

業種CPF目安来店転換率の目安来店1件あたりのコスト
飲食店100~300円30-40%250~1,000円
美容院・サロン150~400円20-30%500~2,000円
歯科・クリニック200~500円15-25%800~3,300円
整体・接骨院200~500円20-30%670~2,500円
フィットネス200~400円15-25%800~2,700円
小売・物販100~300円25-35%290~1,200円

たとえば美容院の場合、CPFが200円で月に100人の友だちを獲得するには、月額2万円の広告費が必要です。

LTV(顧客生涯価値)から逆算する

友だち追加のコスパを判断するには、LTV(顧客生涯価値)から逆算する考え方が重要です。

たとえば、美容院で1回の来店単価が6,000円、年間来店回数が6回、平均継続年数が3年だとします。 LTVは6,000円 × 6回 × 3年 = 108,000円です。

友だち追加から来店につながる確率が20%だとすると、1件の来店獲得コストは以下のようになります。

CPF 200円 ÷ 来店率20% = 来店1件あたり1,000円

LTV 108,000円に対して獲得コスト1,000円であれば、非常に高い投資効率です。 この計算を自社の数字で行い、友だち追加にいくらまで投資できるかを事前に把握しておきましょう。

さらに重要なのは、LINE友だちからの来店客はリピート率が高い傾向にある点です。 定期的にメッセージやクーポンを受け取るため、お店のことを忘れにくく、再来店のきっかけが自然に生まれます。 一般的な新規客のリピート率が30-40%なのに対し、LINE経由の来店客のリピート率は50-60%に達するケースも珍しくありません。

予算の段階的な拡大

LINE広告の予算は、以下のステップで段階的に拡大するのが安全です。

ステップ1(1~2週間):日予算1,000円でテスト配信。CPFと友だち追加数を確認する。 ステップ2(3~4週間):CPFが目標以内であれば、日予算3,000円に拡大。クリエイティブのABテストを行う。 ステップ3(2ヶ月目以降):成果が安定していれば、日予算5,000~10,000円に拡大。

いきなり大きな予算を投入すると、配信の最適化が追いつかず、CPFが高騰するリスクがあります。 徐々に予算を上げることで、アルゴリズムの学習期間を確保しつつ成果を安定させましょう。

予算拡大時の注意点として、1度に予算を倍以上にするのは避けてください。 20-30%ずつ段階的に上げるのが理想です。 急激な予算変更はアルゴリズムの学習をリセットしてしまい、CPFが一時的に高騰する原因になります。

ブロック率への対策

LINE広告で獲得した友だちの一部は、すぐにブロックしてしまう場合があります。 ブロック率が高いと、獲得した友だちが実質的に活用できないため、CPFが割高になります。

一般的なブロック率は20-40%程度です。 この数字を下げるためのポイントは以下のとおりです。

  • あいさつメッセージでクーポンなどのインセンティブを即座に提供する
  • メッセージの配信頻度を週1~2回に抑える(毎日送るとブロック率が急上昇する)
  • 宣伝ばかりではなく、有益な情報も配信する(レシピ、豆知識など)
  • 配信時間帯をユーザーが見やすい時間(昼12時、夕方18時頃)に設定する
  • 「配信停止」の選択肢を用意する(ブロックの代わりに配信停止を選ぶ人が増える)

友だち追加後のステップ配信で来店を自動化

5. 友だち追加後のメッセージ戦略

友だちを増やすだけでは売上にはつながりません。 友だち追加後のメッセージ戦略が、最終的な来店数を左右します。

ステップ配信の設計

ステップ配信とは、友だち追加後に時間を置いて段階的にメッセージを送る仕組みです。 LINE公式アカウントの「ステップ配信」機能を使えば、自動化できます。

店舗ビジネスにおすすめのステップ配信の流れは以下のとおりです。

タイミング内容目的
友だち追加直後お礼メッセージ+クーポン初回来店の動機づけ
1日後お店の紹介・こだわり信頼感の醸成
3日後お客さんの声・ビフォーアフター来店への後押し
7日後クーポンの期限リマインド来店の最終促進
14日後別のサービス・メニューの紹介来店の選択肢を広げる

このステップ配信を設定しておけば、友だち追加したユーザーに自動的にアプローチでき、来店率を高められます。

各メッセージの構成のコツを紹介します。 ステップ1(お礼メッセージ)は、テキスト+クーポン画像+リッチメニューへの誘導を1つのメッセージにまとめましょう。 ステップ2(お店の紹介)は、テキストだけでなく動画や画像を活用して、お店の雰囲気やスタッフの人柄が伝わる内容にしましょう。 ステップ3(お客さんの声)は、実際の口コミやビフォーアフター写真を使い、「自分もこうなれるかも」と思わせる内容が効果的です。

セグメント配信の活用

LINE公式アカウントでは、友だちの属性(年齢、性別、地域)やタグに基づいてセグメント配信が可能です。 全員に同じメッセージを送るよりも、セグメントに合わせた内容を送るほうが反応率は高くなります。

たとえば、以下のようなセグメント配信が効果的です。

  • 来店済みのお客さん → リピート来店促進クーポン
  • 未来店の友だち → 初回来店クーポンのリマインド
  • 女性のみ → 女性向けメニューの案内
  • 特定の地域 → 最寄り店舗のキャンペーン情報
  • 高頻度来店者(月2回以上) → VIP限定のスペシャルオファー

セグメント配信は、メッセージの配信コストを抑える効果もあります。 LINE公式アカウントの有料プランではメッセージ通数に上限があるため、全員に送るよりもターゲットを絞って送る方がコスト効率が良いのです。

リッチメニューの設計

LINE公式アカウントの画面下部に表示される「リッチメニュー」は、来店導線として非常に重要です。 以下の項目を配置しましょう。

  • 予約ボタン(最も目立つ位置に)
  • メニュー・料金表
  • アクセス・営業時間
  • クーポン
  • お問い合わせ
  • お店のInstagram(SNS連携)

リッチメニューはユーザーがトーク画面を開くたびに表示されるため、常に来店のきっかけを提供し続けることができます。

リッチメニューのデザインのポイントとして、「予約」ボタンは最も大きく目立つ位置(左上または中央上部)に配置しましょう。 ユーザーの目線は左上から右下に流れるため、最も重要なアクションを左上に置くのが定石です。

審査基準・BAN・効果が出にくいケース

6. LINE広告の運用で注意すべきポイント

LINE広告の運用で、見落としがちな注意点をまとめます。

審査基準の把握

LINE広告には独自の審査基準があり、以下のような表現は不承認になる可能性があります。

  • 過度な「無料」「0円」の強調
  • ビフォーアフターの過度な演出(医療・美容系)
  • 効果効能の断定的な表現
  • ユーザーを不安にさせる表現(「このままだと危険」など)
  • 根拠のない「No.1」「最安値」などの表現

特に医療系・美容系の広告は審査が厳しいため、事前にLINE広告の審査ガイドラインを確認してください。

審査に通りやすくするコツとして、「お客様の声」「施術実績」など事実に基づいた表現を使い、「絶対に」「必ず」などの断定表現を避けることが重要です。

アカウントBANのリスク

LINE広告のアカウントが停止される(BAN)主なケースは以下のとおりです。

  • 審査落ちを繰り返す
  • ポリシー違反の広告を出稿する
  • 虚偽の情報で広告アカウントを開設する

一度アカウントがBANされると、同じ法人名義での再開設が困難になります。 ポリシーは必ず事前に確認し、違反しないよう注意しましょう。

効果が出にくいケース

LINE広告が効果を発揮しにくいケースもあります。

  • 商圏人口が少なすぎる(人口3万人以下の地域など)
  • ターゲットが非常にニッチ(対象者が限られるサービス)
  • 高額で即決しにくいサービス(不動産、高額医療など)
  • LINEの利用率が低い年齢層がターゲット(10代前半など)

これらのケースでは、LINE広告よりもGoogle広告(検索広告)のほうが効果的な場合があります。 自社のビジネスモデルに合った媒体を選びましょう。

よくある質問

LINE広告の最低出稿金額はいくらですか?

LINE広告に最低出稿金額の制限はなく、日予算100円からでも出稿可能です。 ただし、あまりに少額だとアルゴリズムの学習が進まず、成果が出にくくなります。 実用的には日予算1,000円以上、月額3万円以上を推奨します。

LINE公式アカウントの無料プランでも友だち追加広告は出せますか?

はい、無料プランでも出せます。 ただし、無料プランではメッセージの月間配信数に制限があります(月200通まで)。 友だちが増えてきたら、有料プランへの切り替えが必要になります。 友だち数が200人を超えたあたりで、ライトプラン(月5,000円、月5,000通まで)への移行を検討しましょう。

友だち追加広告と通常のWebサイト誘導広告、どちらがおすすめですか?

店舗ビジネスの場合は、友だち追加広告をおすすめします。 友だち追加後に継続的にアプローチできるため、1回の広告投資で長期的な効果が期待できます。 Webサイト誘導広告は、その場限りのアクセスで終わる可能性が高いです。

LINE広告の運用は自分でできますか?

基本的な設定と運用は、初心者でも十分に可能です。 LINE広告の管理画面はシンプルで使いやすく、公式のヘルプドキュメントも充実しています。 ただし、最初の設定に不安がある場合は、初期設定だけ専門家に依頼するのも有効な選択肢です。

LINE広告で獲得した友だちがすぐにブロックしてしまいます。対策はありますか?

ブロック率を下げる最も効果的な方法は、友だち追加直後にクーポンなどの具体的なメリットを提供することです。 また、配信頻度を週1-2回に抑え、セールスだけでなく有益な情報(レシピ、豆知識、お客様の声など)も配信しましょう。 「このアカウントから届くメッセージには価値がある」と感じてもらえれば、ブロック率は大幅に下がります。

LINE広告とInstagram広告、先にどちらを始めるべきですか?

リピート促進を重視するならLINE広告、新規認知を重視するならInstagram広告を先に始めましょう。 既にある程度の来店客がいてリピート率を上げたい場合はLINE広告が最優先です。 新規客の獲得がゼロに近い状態なら、まずInstagram広告で認知を広げることを優先してください。

まとめ

LINE広告は、店舗ビジネスにとって「友だち」という資産を構築できる数少ない広告媒体です。 一度友だちになったユーザーには、追加の広告費なしで継続的にアプローチでき、リピート来店を促進できます。

この記事のポイントをまとめます。

  • LINE広告の「友だち追加広告」は店舗集客に最適なフォーマット
  • 地域・年齢のターゲティングを最低限設定し、データを見ながら追加
  • クリエイティブには「友だち追加するメリット」を明確に提示する
  • CPF(友だち追加単価)をLTVから逆算して目標設定する
  • 友だち追加後のステップ配信・セグメント配信が来店の鍵
  • 月3万円から始め、成果を見ながら段階的に予算を拡大
  • ブロック率対策として、価値あるコンテンツを適切な頻度で配信

LINE広告で獲得した友だちは、長期的に自社の売上を支える重要な資産になります。 まずは少額から始めて、自店に合った運用方法を見つけてください。

広告運用全般の戦略はWeb広告の完全ガイドで、各SNS広告の比較はSNS広告の比較ガイドで詳しく解説しています。

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